日経新聞に取り上げられました!【2020.9.25】猛暑の農作業 快適に 水使う半地下式ハウス

猛暑の農作業 快適に 冷水使う半地下式ハウス

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気候変動が年々激しくなるなか、熱利用システム施工のクラフトワーク(宇都宮市)が開発した半地下式の農業ハウスが全国の農業関係者の注目を集めている。地面から掘り下げた空間に冷水を張り巡らせることで、猛暑続きの夏場でも快適に農作業できる。冷暖房費が従来の20分の1で済むとあって、視察希望が殺到している。

9月中旬、宇都宮市の大谷地区に完成した半地下式の農業ハウスを訪れた。外気温は30度を優に超えていた…

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下野新聞に取り上げられました!【2020.9.16】半地下式農業ハウス完成 高級夏イチゴを周年生産 宇都宮のクラフトワーク

半地下式農業ハウス完成 高級夏イチゴを周年生産 宇都宮のクラフトワーク

 

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再生可能エネルギーシステム設備を設計施工するクラフトワーク(宇都宮市下金井町、益子卓之(ましこたくみ)社長)は、同市大谷町で大谷石採掘場廃坑に貯留する冷水を活用した「半地下式農業ハウス」を完成させ、イチゴ周年栽培システムの確立に乗り出した。夏場、貯留冷水の管を苗の根元に通して冷やす「培地冷却式」に対し、半地下式は地下部分の低層室温を夜間15度~日中25度に引き下げることを可能にした。当面、「高級夏イチゴ」の生産を目指す。

 

下野新聞に取り上げられました!【2019.8.11】大谷で渋滞緩和実験 自動運転、停留所には涼風 宇都宮市

大谷で渋滞緩和実験 自動運転、停留所には涼風 宇都宮市

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/206189

【宇都宮】大谷地域で10日、観光客が多くなるお盆期間に合わせ、渋滞緩和に向けた社会実験が始まった。ゴールデンウイーク期間に続いて市が実施し、地域内の周遊する電動車「グリーンスローモビリティ」も引き続き運行。今回は一部区間で自動運転も行ったほか、停留所には冷たい地下貯留水を活用したクールスポットも設けた。

運行開始前には地元住民ら向けの試乗会があった。電動車は、群馬大が開発した16人乗りの「eCOM-10」。同大大学院理工学府の板橋英之(いたばしひでゆき)教授も同乗し、機能を解説した。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/206189

 

 

 

 

 

下野新聞に取り上げられました!【2019.3.18】

大谷地下水を省エネ活用 実証実験で循環システムを構築へ 宇都宮のクラフトワーク

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/146515

再生可能エネルギーの設備設計・施工などを手掛けるクラフトワーク(宇都宮市下金井町・益子卓之(ましこたくみ)社長)は今夏、インターネット関連事業のソフィア総合研究所(東京都新宿区・古木一行(ふるきいっこう)社長)と連携し、同市大谷地区の地下貯留水でサーバー機器を冷却し、その廃熱を夏秋イチゴ栽培など農業用ハウスの暖房に活用するシステムの実証実験を行う。教育研究の面から宇都宮大とも連携し、電力の節約やエネルギー効率の高水準を実現する温冷却システムの構築を目指す。

情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)の進展で放熱量が多い高性能サーバー機器が急増する中、膨大な電力を要する機器の冷却と、その設置場所が課題になっている。省電力のために電力が安い地方や海外に設置すると緊急時の対応が難しく、現状は都市部に集中しているという。

そこで首都圏近郊の平地で、かつ年間を通して水温10度程度の地下水がたまる大谷石採取場跡地に着目した。ソフィア総合研究所の担当者は「機器の維持管理費の大半は空調費。地下水で費用を抑えられれば、機器を大谷にも分散でき、故障など緊急時の安全対策にもつながる」と話す。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/146515

 

日本経済新聞に取り上げられました!【2018.12.15】

クラフトワークなど、大谷地区で熱エネ効率循環実験

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO38968090U8A211C1L60000/

熱利用システム設計施工のクラフトワーク(宇都宮市)とソフィア総合研究所(東京・新宿)は宇都宮市の大谷地区で、熱エネルギーを農業やデータ産業で効率的に循環利用する実証実験を行う。大谷採石場跡地にたまった地下水の冷熱を農業用ハウスやデータセンターの冷却に使い、データセンターの排熱は冬のハウスの暖房に利用。電力使用を抑えた低炭素の温度制御システムの構築を目指す。

年内にも実験に用いる農業用ハウスやデータセンターの建設を始め、2019年夏の稼働を目指す。ハウスでは夏から秋にかけて収穫されるイチゴ「なつおとめ」などの栽培を想定している。

データセンターではイチゴの生産管理に関する人工知能(AI)のディープラーニング(深層学習)や、イチゴの生産・流通のデータをブロックチェーン(分散型台帳)技術で管理するデータ処理などを行う考えだ。

大谷採石場跡地には年間を通じて5~10度と一定の温度を保つ地下水がたまっている。これをクラフトワークが手がける熱交換器を用いた温度調節システムを通じ、イチゴハウスやデータセンターの冷却に使う。

イチゴハウスは半地下構造とし、大谷石で覆った側壁や床に冷水を循環させる。データセンターでは地下水から取り出した冷熱を空調に利用する。

AIの深層学習やブロックチェーンの情報処理ではサーバーなどが熱を発し、冷却のため室温を15度程度に保つ必要がある。大谷の地下水の冷熱を活用することで、システムの稼働以外では電力を使わずに機器の冷却が可能になる。

冬にはデータセンターの排熱を熱源として、クラフトワークのシステムで農業用ハウスを暖める。AIやあらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及でデータセンターの増加が見込まれる中、排熱を有効活用する手法として期待される。

食品などを保管する倉庫も設け、地下水の冷熱エネルギーで温度を調節する。クラフトワークの益子暁弐専務は「新しいエネルギー循環システムのモデルにしたい」と話している。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO38968090U8A211C1L60000/

 

 

テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」で宇都宮・大谷地域が取り上げられました!【2018.7.22】

クラフトワークでお手伝いしております、大谷地下空洞の冷水で夏イチゴ栽培を行っている宇都宮・大谷地区がテレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」で紹介されました!

http://www.tv-tokyo.co.jp/samaazu2/library/?trgt=d20180722&id=7

 

 

日本経済新聞に取り上げられました!【2018.6.7】

地下水でイチゴ通年栽培 宇都宮・大谷で開始

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31514780X00C18A6L60000/

 

建築用石材「大谷石」(おおやいし)の産地として知られる宇都宮市大谷地区で、ヒートポンプにより採石場跡地の地下水をイチゴの通年栽培に利用する試みが始まる。1年を通じ一定の温度を保つ地下水をハウスの冷暖房に使う。6月中にも夏から秋に収穫する「なつおとめ」の栽培を始め、冬には一般的なイチゴ栽培も始める方針だ。

2015年度から大谷で、なつおとめを栽培するファーマーズ・フォレスト(宇都宮市)が、新設した2棟のハウスで通年栽培に挑む。熱供給は熱利用システムを販売するクラフトワーク(同)が他社と組んで17年に設立した会社が担う。

夏から秋は一般的なイチゴ出荷の端境期にあたり、この時期に出荷できれば高い価格での販売が見込める。ヒートポンプは冷暖房どちらにも使えるため冬季のイチゴ栽培でも省エネ、低コストが期待できる。

通年栽培にあたり、地下水からヒートポンプを使って温熱や冷熱を取り出し冷暖房に利用するシステムを導入する。採石場跡地にたまった大量の地下水は1年を通じて10度前後と一定の温度を保っており、熱交換システムに適している。

冷暖房システムの設計や製造はクラフトワーク、地下水の監視などを川崎地質、全体の運営を八千代エンジニヤリング(東京・台東)がそれぞれ担当する。

ファーマーズ・フォレストはまずなつおとめを栽培し、冬以降はとちおとめなど一般的なイチゴの生産も始めたい意向だ。松本謙社長は「今までに無い新しい仕組み。大谷から日本モデルを作りたい」と意気込む。

クラフトワークの益子進会長は「(地下水という)熱源が大量に安定的に存在する大谷の環境は世界的にもまれ」だと話す。ここ数年なつおとめの栽培には大谷の地下水を利用してきたが、冬の暖房に利用するのは次のシーズンが初めて。採算性は未知数だが、事業を軌道に乗せて大谷でのイチゴ栽培を後押ししたい考えだ。

 

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31514780X00C18A6L60000/