東京電力管内、電力使用率95%の高水準

昨日は久しぶりの大雪となり、気温低下に伴うエアコンの使用増加などで東京電力管内は一時電力需給がやや逼迫の状態。

電力使用率95%という10か月ぶりの高水準。

太陽光発電も発電パネルに積雪があると、太陽光を受光しにくくなり発電量が減少する。

今回は大規模停電という最悪の事態は免れたが、ここ最近は自然災害も多くいつそうなってもおかしくない。

私たちは

「捨てられている熱を回収し電気などのエネルギーを削減するプロジェクト」

を積極的に前へ進めようと活動しているので、こういった「電力が逼迫」「自然災害」「エネルギー単価の上昇」などが起こるたびにもっと早くこのプロジェクトが前進できないものかと思う。

早く全国に仲間を作り、捨てられている熱を回収して少しでもエネルギーを削減しもっと世の中に貢献して行きたい、そう強く思った大雪の日だった。

 

 

 

脱フロンの補助金は使えるのか?

脱フロンの補正予算が出ましたね。

正式名称:脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業

(30年度の本予算でも出る予定)

この補助金は、

特定フロン(R22など)が2020年に製造全廃になることから早期入替に向けての補助金という位置付だけでなく、

規制対象に代替えフロン(R410A、R32など)も追加されたことで、より一層自然冷媒への段階的な入替を補助するためのものです。

 

熱利用のサービスを提供していますと、どうしてもチラーを管理することが多くなっているためか、チラーの脱フロンの相談も最近多くなってきています。

今までは

「R410A、もしくはR32に変えておけば大丈夫」

というお客様の声が

「いずれR410Aも変えないといけないなら今から自然冷媒を検討したい」

という状況に変わってきているように感じます。

 

実際、食品工場の担当者様からも「CO2冷媒に変更したい」という相談を受けました。

CO2冷媒は温度帯や価格などの課題があり、まだまだ普及しているとは言えない状況です。

ただ、この課題解決にクワフトワークの今までの熱利用ノウハウを活用できそうな所があることもわかりました。

もし実現出来ればCO2冷媒のチラーをお客様へご満足いただける形で提供できるかもしれません!

せっかくご相談頂いたので何とか形に出来るように取り組んでみます!

 

 

 

 

 

 

 

 

地下水の水質対策について

配管の錆びについて困っている食品工場さんがいらっしゃいました。

地下水をろ過したあとチラーで3℃まで冷やしているんですが、その際に塩害で配管がすぐに錆びて困っているということです。

海に近い地域でもないので原因は地下水にあるみたいですね。

なんと、5年に一度チラーを交換しているそうです。

チラーメーカーさんもお手上げ状態・・・

なんとか水質を改善してくれないかと・・・

ということで、これからいくつかテストをして改善できるか試すことになりました!

テストの内容や結果も随時書いていきますよー