Alexaを参考に「熱利用+ハイテク」とは

レストランチェーン「デニーズ」が最新テクノロジー企業を目指していて、アマゾンの「Alexa」をアメリカにある1600店舗のほとんどで導入したそうです。

なぜ、導入したのか。

「Alexa」を使って宅配やテイクアウトも音声で注文を受付けることで売上増加を狙っていて、すでに一定の成果を上げているようです。

ただ、気になったのは他の理由です。

それは、「老朽化したブランドイメージを一新し、若い世代に訴求するため」という部分です。

記事元:米デニーズ「Alexa」導入で宅配もテイクアウトも音声で注文受付

この「若い世代に訴求」というのは、「若い世代のお客さんに訴求」という意味合いだと思いますが、最新テクノロジー企業へ目指しているのであれば「お客さん」だけでなくデニーズで「これから働きたいと思ってもらう未来のスタッフ」への訴求効果もあるのではないかと思いました。

一方で熱利用業界を見てみると同じように「未来の若い世代への訴求」が必要であり、現状は熱利用の分野「工事」「土木」というキーワードは、これから働く若い世代にはあまり興味が湧かないようです。

そういう意味では、熱利用という「ローテク」の上にAlexaなどの「ハイテク」を載せることが出来れば、熱利用という分野にもたくさんの若者が興味を持ってもらえるのではないかと思います。

熱利用+ハイテク・・・。

どんなものを取り入れることが出来るか。

ワクワクしますね。

 

 

 

ついに電源投資の50%以上が再エネ!

2017年で電源投資の半分以上が太陽光と風力になったそうです。

その理由はなんと言っても発電コストが劇的に下がってきたこと。

太陽光も風力も10円/kWh程度です。

でもこれは、世界を見ると・・・というお話です。

日本だけ見ると未だ20円/kWh程度。

これだけ差が開いている理由は、本格的に再エネに取り組んだのが遅かったという一般的な見解で、欧州と比べると10年遅いようです。

しかし、日本でも2030年までに再エネ率を22%~24%まで上げることが決まっています。

 

参考:https://www.nippon.com/ja/features/h00114/

 

そのためには、太陽光や風力だけでなく、日本特有の「地熱」という資源を積極的に使う必要があると思います。

もちろん、規制の問題や景観の問題などありますが、そういったことを地元の方々と本気になって一緒に解決し、地域の利益還元も含めた成功事例を増やしていけば、全国的に広がっていき、日本の再エネ率も24%は通過点となり世界的な50%に近づいて行くのではないかと思います。