2050年までに農作物の収量が70%増加

完全自律走行車で市場に初めて登場するのは自動車や配送トラックではない。

農業労働ロボットだ。

カナダの企業が作り出したロボット「ドット・パワー・プラットフォーム(DOT)」は完全自律走行も可能な農業用「トランスフォーマー」だ。

単なるトラクターではなく、干し草などを圧縮・梱包するヘイべーラーから播種機、石拾い機、堆肥散布機(マニュアスプレッダー)に至るまで、100を超える作業をこなす。しかも、約18トンの積荷を運べる大型機械であるにもかかわらず、バレリーナのような正確さで農地を走り回ることも可能だという。

農家は、空からドローンを使うか、GPS受信機を使って、自分の農地の地図を作成し、そのデータをDOTコントローラー(マイクロソフトの「Surface Pro」を使用)にアップロードする。それから、DOTを農地に解き放つ。

 疲れを知らないこのマシンは、75ガロン(約284リットル)のディーゼルタンクに燃料を補給する際に一時停止するだけで、あとは24時間働き続けられる。生産者は燃料、労働力、装置にかかる費用を推定で20パーセント節約できるのだという。

ゴールドマン・サックスは、2050年までに農作物の収量が70%増加すると予想しており、テクノロジーがもたらす大豊作の時代がやってこようとしている。

記事元:完全自律走行車は、まず「農業」に革命を起こすかもしれない

 

これはカナダの出来事ですが、日本国内においても、ロボット、自動化、ドローン、AI、Iotなどの最新テクノロジーを組み合わせた農業が盛んになってきています。

さらには、生産農家の現場だけでなく、工場の生産ラインのロボット化も進んでいるような気がします。

実際、私たちのお客様でもAIロボットを取り入れた工場も出てきました。

私たちは「エネルギーを再利用することで無駄をなくす」ことを積極的に推進しておりますが、こういった最新テクノロジーを組み合わせることで「さらに無駄をなくす」ことが出来るかもしれません。

そう遠くない未来で今まで思いつかなかった組み合わせができるかもしれませんね。